猫の「獣毛ブラシ」は、被毛にツヤと滑らかさを与えるだけでなく、フケやほこりを取り除き、毛並みを美しく保つために欠かせないアイテムです。
でも、獣毛ブラシならどれでもいいのでしょうか? 実は、猫の被毛の長さや毛質によって、選ぶべきブラシは異なります。
この記事では、獣毛ブラシの基本的なお手入れ方法や、メリット・デメリット、愛猫に合ったブラシの選び方まで詳しくご紹介します。
獣毛ブラシの特徴

「獣毛ブラシ」とは、豚毛や猪毛などの天然毛を使用したブラシです。
静電気が起きにくく、やさしい肌あたりが特徴です。
短毛種・長毛種のどちらの猫にも一年を通して使え、デイリーケアに適しています。
抜け毛除去の効果は控えめですが、被毛にツヤとまとまりを与え、ブラッシングの仕上げにぴったりのアイテムです。
獣毛ブラシのメリット・デメリット

獣毛ブラシの良い点
被毛がしっとりツヤツヤになる
獣毛ブラシは、天然毛に含まれる適度な油分によって、乾燥しがちな被毛にツヤとまとまりを与えます。
毛並みがパサついた猫や、毛割れしやすい高齢猫の被毛も、美しく整えることができます。
フケやほこりが払える
乾燥や加齢で肌が乾きやすい猫ちゃんのフケやほこりも、獣毛ブラシでやさしく取り払い、清潔に保てます。
静電気が起こりにくくなる
乾燥で静電気が起きやすい冬には、仕上げに獣毛ブラシを使うことで、被毛をしっとり整え、地肌や毛への静電気ダメージを防ぎます。
獣毛ブラシの惜しい点
抜け毛を取る効果は期待できない
獣毛ブラシは抜け毛除去には向いていません。抜け毛を取りたいときは、別のブラシを使い分けましょう。
ブラシについた抜け毛がキレイに取れない
獣毛ブラシは目が細かいため、使用後に抜け毛やほこりがブラシの間に残りやすいという特徴があります。
そのままにしておくと衛生的にもよくないため、使用後は竹串やコーム、専用のブラシクリーナーなどで毛を取り除き、清潔に保ちましょう。
こまめなお手入れで、ブラシを長く快適に使えます。

水や洗剤で洗えない
獣毛ブラシは水洗いすると、獣毛特有のニオイが発生したり、持ち手が傷むため、水に濡らさないようにしましょう。
また、濡れた被毛に使用すると同じくニオイや傷みの原因になるため、濡れた被毛への使用は避け、乾いた状態で使いましょう。
獣毛ブラシの選び方

獣毛ブラシの選び方は、ブラシの毛質・用途・猫の肌の状態などに合わせて考えることが大切です。
以下のポイントを参考にしてください。
獣毛の種類で選ぶ
猪毛ブラシ
猪毛ブラシは毛が太く硬い為マッサージ効果が期待できます。
ただし皮膚が弱い猫や高齢猫には刺激が強く痛みを感じることがあるので注意が必要です。
ブラッシングの仕上げにサッと軽いタッチで使うのがポイントです。
長毛種、毛量の多い猫ちゃん、くせ毛の猫ちゃん向き。
豚毛ブラシ
豚毛ブラシは毛が柔らかく肌当たりもソフトで、被毛が少ない猫や仔猫シニア猫に向いています。
長毛種でも毛量の少ない子、皮膚の弱い猫など、皮膚へのダメージが心配な猫ちゃんは豚毛がおすすめです。
おすすめ獣毛ブラシ6選
GROOMER No.100First/ケイプロ
ブラッシングに慣れてもらう事を第一に考えた優しい肌触り
株式会社ケイプロは、大阪を拠点とするグルーミング用品専門の製造・卸メーカーです。
「No.100First」は、ブラッシングに慣れてもらうことを第一に考えた、やさしい肌ざわりのブラシです。
ブラッシングデビューや、ブラシ嫌いになってしまった子の練習用としてもぴったり。
どんな子にも使いやすい柔らかな毛質で、ブラシデビューの猫ちゃんや飼い主さん、仔猫や高齢猫にもおすすめです。
■GROOMER No.100First
[サイズ]全長:175㎜、幅:26㎜
[毛丈]17㎜
[素材]毛:豚毛、柄:ナチュラルウッド(和木)

Horn Please MADE PETブラシ
インテリアのようなオシャレな見た目の猪毛ブラシ
天然の猪毛を使用したブラシは静電気が起きにくく猫ちゃんの肌にもやさしいつくりです。
コシのある硬めの毛質で、毛先までしっかりブラシが通るため、長毛種やくせ毛、巻き毛の強い子にぴったり。
毛並みを整え、自然なツヤとまとまりを与えてくれます。
成猫におすすめのアイテムです。
■Horn Please MADE PETブラシ
[サイズ]幅70㎜×奥行き50㎜×長さ125㎜
[素材]毛:猪毛、持ち手:オークウッド

REDECKER(レデッカー)キャットブラシ
ドイツ生まれの老舗ブラシメーカー
「人と自然にやさしくあること」がコンセプトの、ドイツ生まれの老舗ブラシメーカー REDECKER(レデッカー)。
良質な天然素材を使い、職人がひとつひとつ手作業で仕上げた、温もりあふれる製品です。

持ち手には、かわいらしい仔猫のイラストがワンポイントで描かれており、使うたびに心が和みます。
柔らかくやさしい使い心地の豚毛ブラシは、短毛・長毛どちらの猫ちゃんにもお使いいただけます。
■REDECKER(レデッカー)キャットブラシ
[サイズ]全長約185㎜
[毛丈]20㎜
[材質]毛:豚毛、柄:ブナ材

Vokiuler ペットブラシ
3種類のブラシがそろったお得なセット
ほつれをほぐすピンブラシと仕上げ用の豚毛ブラシが一体になった両面ブラシと、毛の絡まりをとかす両目コームの3種類がそろったブラシセット。
長毛の猫ちゃんの被毛ケアにぴったりなセットです。
また、獣毛ブラシに絡んだ毛を取り除く際に両目コームが役立ったという口コミもあります。
■Vokiuler ペットブラシ
[サイズ]幅60㎜×奥行き50㎜×長さ220㎜
[材質]豚毛

ペットブラシ T型/かなや刷子
大正時代から続く老舗刷子専門店のT型ブラシ
東京・浅草で大正時代から続く、老舗の刷子専門店『かなや刷子(ぶらし)』。
天然毛にこだわり続け、自社工場で職人が一つひとつ手作業で仕上げることで、変わらぬ品質を守り続けています。
毛揃えから植え付け、毛先の調整まで、すべての工程を職人が丁寧に行っています。
適度な硬さのブラシは、ペットの被毛についた汚れを落とし、毛並みにツヤを与えてくれます。
静電気の発生も抑え、心地よい刺激で肌にもやさしいブラシです。
■ペットブラシ T型/かなや刷子
[サイズ]全長143㎜×巾113㎜×高さ55㎜
[毛丈]17㎜
[材質]毛:豚毛、柄:天然木
日本製
GROOMER オイルブラシ No.204/ケイプロ
グルーミング用品専門メーカーが製造するコンパクトブラシ
ケイプロ GROOMER「No.204」は、小回りが利く便利なコンパクトタイプ。
小さめサイズながら、程よい硬さの毛を使用しており、全身をしっかりとブラッシングできます。
細かい部分まで丁寧にケアしたい方におすすめです。
■GROOMER オイルブラシ No.204/ケイプロ
[サイズ]全長:175㎜、幅:26㎜
[毛丈]17㎜
[材質]毛:豚毛、柄:ナチュラルウッド(和木)

商品名 | GROOMER No.100First /ケイプロ | PETブラシ /Horn Please MADE | キャットブラシ&毛取りセット /REDECKER | ペットブラシ /Vokiuler | ペットブラシ T型 /かなや刷子 | GROOMER オイルブラシ No.204 /ケイプロ |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
毛種 | 豚毛 | 猪毛 | 豚毛 | 豚毛 | 豚毛 | 豚毛 |
サイズ | 全長:175㎜、幅:26㎜ 毛丈17㎜ | 幅70㎜×奥行き50㎜×長さ125㎜ | 全長 約185㎜ 毛丈 20㎜ | 幅60㎜×奥行き50㎜×長さ220㎜ | 全長143㎜ 幅113㎜×奥行き55㎜ 毛丈 17㎜ | 全長:175㎜ 幅:26㎜ 毛丈:17㎜ |
商品リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
楽天
Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
獣毛ブラシ人気ランキング[ECサイト]

▼▼大手ECサイトの猫用ブラシ人気ランキングをチェック▼▼
別の種類のブラシをチェックする
▼ピンブラシ
▼ラバーブラシ
⇒猫用ラバーブラシ完全ガイド|メリット・デメリット・おすすめの猫&人気商品5選
▼スリッカーブラシ
▼コーム
▼アンダーコートブラシ