あなたにぴったりの猫ちゃんと出会うにはいくつか考慮すべきポイントがあります。
5匹の猫と暮らしている私の経験談もお伝えしながら、しっかり答えをもって探しに行くためのポイントをご紹介します。
あなたにピッタリの猫ちゃんが 4STEP でわかります。
STEP1 年齢
仔猫
生後4ヶ月までは消化器官が未熟でドライフードをそのまま食べることが出来ません。
フードをふやかすなど消化の良いフード(離乳食)を与える必要があります。
遊びながら力加減やコミュニケーションを学んでいく時期なので母猫の代わりに教育が必要です。
好奇心旺盛で力加減がわからない仔猫は無茶をしてケガをすることも。目を離す時はケージに入れる、仔猫用スペースを作るなどの安全対策が必要です。
成猫または高齢猫
成猫
成猫は外見に大きな変化は起こりにくいですが、仔猫に比べ体調が安定しているので細やかな体調管理の必要がないので、猫らしくマイペースに過ごしてくれます。
高齢猫
7歳頃からゆっくりと老化していきますが成猫とほとんど差はありません。
高齢になると走り回ることはなく1日のほとんどを寝て過ごすようになるので、読書をしたりのんびりと穏やかに過ごしたい人におすすめです。
STEP2 性別
オス猫の特徴
いつでも一緒に居たい人におすすめです
マオサーチ家には7kgを超えるオス猫がいます。
動物病院へ連れて行く時には7kg+キャリーバッグを手で持っているので腰と腕への負担がかかります。
大きい猫種やオス猫を迎える場合には成長を考えてキャリーバッグを選びましょう。
メス猫の特徴
適度な距離を保ちたい人におすすめです
STEP3 被毛
短毛種
一般的に短毛種は好奇心旺盛で陽気な性格といわれています。
特別なお手入れの必要はないが、換毛期は毛球症予防に1日1回ブラッシングが必要。
長毛種
こまめにブラッシングをしないと毛がもつれて毛玉ができてしまいます。
そのままにしておくと皮膚炎や毛玉を飲み込んで腸に詰まることで起こる毛球症につながるのでブラッシングが必須です。
また、足の裏の毛を伸ばしたままにしておくとフローリングで滑って怪我に繋がります。
自宅でカットするのが難しい場合は動物病院でお願い出来ます。(有料)
また、肛門周りの毛は下痢の時にゆるいウンチがついてしまいます。
すぐ気づけた時はまだ良いのですが、留守中や気づくのが遅れた時は汚れたおしりでソファやベッドに座っているので布製品の後始末が大変でした。
長毛種のエレガントな姿はとっても魅力的ですが、短毛種に比べるとお手入れが大変です。
我が家には長毛種が2匹います。
一匹は毛玉をほぐしても翌日には毛玉が数か所出来ているのに対して、もう一匹は毛玉が一切出来ません。
同じ長毛種でも毛質によっては毛玉が出来ない猫ちゃんもいるようです。
STEP4 血統
純血種
ある程度、猫種ごとに性格に特徴があるので飼ってからの生活がイメージしやすい。
品種特有の遺伝性疾患を持っていることがあります。
とはいえ純血種だから必ず遺伝性疾患にかかるわけではありませんし、雑種だから病気にならないわけでもありません。
そういうリスクを理解しておく必要がある ということです。
入手先:ペットショップ・ブリーダー
ペットショップ
気軽にアクセスでき、じっくり見て触れて決められます。
ブリーダー
特定の猫種にこだわりのある人はブリーダーから直接入手する方法があります。
特定の猫種を兄弟で多頭飼いしたい場合におすすめ。
ミックス・雑種
雑種は体が丈夫で病気になりにくく純血種と比べて平均寿命は長め。
環境省によると令和3年度の猫の殺処分は11,718匹。
動物愛護への意識の高まりとともに数は減ってきているものの、年間1万匹以上の罪のない猫の命が失われているのが現状です。
入手先:保健所・動物愛護センター・譲渡会・里親募集サイト・保護猫カフェ・野良猫
まとめ
猫を生涯大事にする覚悟が出来たらあとは猫に会いに行くだけです。
あなたに素敵なキャットライフが訪れますように。
〈参考文献〉はじめてでも安心!幸せに暮らす猫の飼い方